カウンセリング実例
【40代前半女性・既婚】
我が家は共働きで夫も私も日々忙しく生活していました。ところが本当に突然なんですが、夫の親の介護を「私がしなければならない」ということになってしまいました。
時間の余裕もない、仕事も簡単に休めない、どこに誰に何を相談したらいいのかも分らない私はパニックになりそう。
この問題にどうカウンセリングしていったのかをお読みください
カウンセリングシートはお話を進めていくうえで話を整理するためのシートです。ご記入していただきます。スムーズにお話するきっかけですから皆様にご協力いただいています。
カウンセリングの開始です。
ご相談者様の苦しかったこと、
辛かったこと等を全て聴かせてください。
まず、いつも頑張っておられるご相談者様をねぎらわせていただきました。
次に、何に一番困っておられるのか(悩んでおられるのか)をお聴きしました。
同じような状況でもそれぞれの人によって困っていること、悩んでおられることの優先順位は異なります。お話を伺いながら一番のお困り(お悩み)をはっきりさせましょう。
その後、介護保険の説明をさせていただきました。どういうものか、どうやったら受けられるのか、どこに申込みに行くのか等の知識は介護をされていく上でとても重要です。受けられる公的補助はしっかりと申請されることをお勧めしています。
次に、介護される親御さんの症状をお聴きしました。
例えば、認知症と診断されたのかMCI(軽度認知障害)なのか、その他の病気なのか等をお話から相談先を見極めます。例えば介護認定調査であれば市役所や、地域包括支援センター、居宅介護支援事業所等のご紹介をします。
ちょっとしたことなのですが、窓口が違うと役所の担当者さんも対応できないことが多いので事前にどこに行くべきかを知っておいてスムーズに手続きをしていきましょう。
そこで、ご相談者様がご自身で対応されるか、同行を希望されるかで次のアクションが決まります。「一人では不安だし・・」という方には同行させていただくこともあります。一緒に訪問した窓口で私は社会福祉士として、お客様の代弁をすることもできます。いくつか資格があるのでその力を発揮させますので、少しは、ご相談者様のお悩み解決にお役立ていただけると思います。
介護の問題は、実際に介護が必要になって、問題に直面してから慌ててしまうのが普通です。
軽いパニックになり、自分一人で抱え込んでしまって心も身体も病んでしまうことさえあります。自分だけでは解決できない。どうしようかと困ったら身の回りの人にまず相談してみてください。頼れる人がいなければカウンセリングOneSelfへご連絡ください。
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