会社でひとりぼっちのイメージ

会社でひとりぼっち

カウンセリング実例

念願の会社に入れたのに…

20代前半女性・独身の方のご相談

 

大学を卒業して、念願の会社に入社できた私ですが、いざしてみたら、仕事内容は違うし、自分の思っていたような職場ではなかったんです。

仕事ではサービス残業が当たり前ですし、与えられるのは到底やりがいも感じられない雑用仕事ばかり。仕事内容は入社したばかりだから仕方ないとしても毎日、上司からは仕事のミスを大声で叱られます。それも他の社員がいる前ですから恥ずかしいんです。同期入社の人に話かけても無視するし、頼れるような先輩もいません。

別の会社に就職した友人からは「仕事が楽しくて仕方がない」という明るいメールが何度も送られて来て生き生きと働いている様子なんです。なのに、どうして自分だけがこんな目に遭うのか。もう嫌だ。誰も私のことを分ってくれない。仕事も行きたくない。辞めたいです。

 

この問題にどうカウンセリングしていったのかをお読みください

カウンセリングシートに記入していただきます

カウンセリングシートはお話を進めていくうえで話を整理するためのシートです。ご記入していただきます。スムーズにお話するきっかけですから皆様にご協力いただいています。

カウンセリングの開始です。

ご相談者様の苦しかったこと、

辛かったこと等を全て聴かせてください。

まずは知識を持ちましょう

思っていた仕事内容と違ったのは、どうしてかを一緒に考えていきました。

採用時の書類には何と書いていたか、面接時に書類に記載していること以外に、口頭で何か説明等はなかったかとか。など糸口を探してみました。それから、会社の間違っている点もみていきました。

まず、サービス残業が当たり前になっているのはおかしいので、知識として何が正しいのかを知っていただき、会社の間違っていることで働く人が責任を感じることがないことを分かってもらいます。そして労働基準監督署に相談できる窓口があることなどをお伝えします。

 

上司が他の社員のいる前で大声で仕事のミスを指摘すること、同僚に話しかけても無視されることはパワーハラスメントに当たる可能性が高いことを知っていただきます。

 

ご相談者様のご意向によりますが、本来は会社(職場)に設置されているパワハラ相談窓口に相談をして・・改善していく道が順当な手段なのですが、窓口がなかったり会社で取り上げてもらえないなと考えられるときは、直接、労働局へ相談できることをお伝えます。

 

ただ、出来る手段等をお伝えしながらも、まずはご相談者様のお気持ちが大切ですのでお話をゆっくりお聞きします。

気持ちの問題を解決しましょう

「誰も自分のことを分ってくれない」というのは、本当にそうかな~。。と話していきました。

 

きっと、あなたのことを見守ってくれている人もいるはずだから大丈夫と励まさせていただいています。話の中で私のことをちゃんと見守ってくれている人がいたよ・・などと自分の経験なども聞いていただきます。元気な私が悩んでいただなんて!と、大多数の方が驚かれます。そして、ほとんどの方が、お話の後でありがたいことですが「私も、池口さんみたいに元気になれるのかな?!」と思われるそうです・・。

 

色々とお話するうちに、悩みは改善していきます。「話す」は「離す」なんですよ。

 

ご相談されている方は悲しみや悔しさから自己否定をされてしまっていることが多くあります。前向きに考えられない。何も受け入れられない状態になっているケースが多いのでまずは全部を吐き出してもらって心の重荷をおろしてもらうことが大切だと思っています。

大丈夫です。何を話してくださっても構いません。全て受け止めさせていただきます。

 

そして、無視をしてくる同僚の心理等のお話をしていきます。無視する、される理由が分れば対処方法も自ずと見えてきます。疑心暗鬼になるよりも、しっかりとした知識を持っていただくことも心を強くしていく一つの方法なんです。

最後に

このカウンセリングの時も不思議なことに、最初はポロポロと涙をこぼされ、悲しみのどん底にいらっしゃったお客様も私の笑顔に釣られてでしょうか、90分後には笑顔になられていました。

心の逃げ場がないと、どうしても追い詰められてしまいます。カウンセリングOneSelfはあなたの言葉、あなた自身をそのまま受け止め笑顔を提供してまいります。


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